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2009年11月18日 (水)

脳のはたらき

図書館で予約していた本の順番が回ってきたので、「2013年:人類が神を見る日」を中断して、新しい本を読んでいます。

『奇跡の脳』 ジル・ボルト・テイラー著、竹内薫訳、新潮社

「あの世で聞いたこの世の仕組み」で紹介されていた本です。

ジル・ボルト・テイラー博士は、脳の研究分野でとても有名な方でした。そんな背景を持つ彼女が脳梗塞になり、左脳の働きが消えていく様子を観察し、見事復活するまでを書いた本です。

左脳は「理論」 右脳は「直感」 っていう風に大雑把に思っていましたが、私たちの日常生活には、左脳と右脳の連携がとても大切なようです。

左脳は、音を聞き分けたり、モノを見分けたり、思考・推理したりします。

「暑いですね」と誰かが言うと、左脳は、ひとつひとつの音を認識し、日本語として捉えます。

で、右脳は、相手の表情、その時の状況から、相手が本当は何を意味しているのかを推測します。

炎天下の夏の日に「暑いですね」と誰かが言うと、右脳が「本当に、こんなに暑いし、あなたも私も大変ね」とか、判断するでしょうし、

めちゃくちゃ寒い冬の日に、エアコン30度に設定している部屋に入ってきた人が「暑いですね」って言うと、右脳は「あ、この部屋が暑すぎるのかな?」とか判断するわけです。

友達がめちゃくちゃ笑えることをして、「アンタ、アホちゃう~?」って笑いながら言ったら、言われた人の右脳は 「ウケてる。やった♪」とか、「ホンマやろ~(笑)」とか思うわけです。

でも、めっちゃ冷たく、怒りながら「アンタ、アホちゃう?」って言われたら、「うわぁ、アホな事してもうた・・・」「あ、間違ったことしたんや・・・」とか思うわけです。

そうやって、同じ言葉でも、相手の表情や声のトーンなんかで、相手の真意を読み取るのが、右脳の役割。 左脳が言葉の字づらだけを受け取って、右脳が雰囲気で判断する。左脳と右脳の連携プレーなんですね。

ところが、左脳と右脳の連携が取れてないと、状況をみて判断する事ができないので、言われた言葉通りしか受け取らないそうです。

たとえば、部活の練習中、何度やってもうまくいかず、先生に「ヤル気がないなら、帰れ!」って言われたら・・・

普通なら、先生が本気で帰らせたいわけじゃなく、「もっと真面目に練習しろ」だとか、「もっと頑張れ」という風に受け取り、「すいません。頑張ります」って言って、練習を続けると思うのですが、

右脳と左脳の連携が取れてないと、何のためらいもなく、「わかりました。帰ります。」って、さっさと帰ってしまうんですね。

多分、日本人は、「顔色を伺う」民族なので、この連係プレーがとってもよくできる民族なんだと思います。

そんなことを思い巡らせていたら・・・もしかして、言葉の発達とともに、私たちの右脳が退化していったのでは。と思いました。

言葉や文字がなかった頃は、右脳をフルに活動させて、テレパシーというか、相手のとっても小さな表情の違いや目の輝きの違い、はたまた、相手から出ているエネルギーというか波動の違いなんかから、相手の思ってることを受け取っていたのではないかと思います。

たとえば、今でも、怒っている人のそばには近寄りたくないし、相手が何も言わなくても、怒ってるってわかりますよね。逆に、ハッピーな人の近くにいたら、自分もハッピーになれるし。

そんな事が、もっと細かいレベルで、意思疎通できていたんじゃないかと思うんです。

それが、「ことば」という共通言語が出来て、時代と共に文字が出来て、発達していくことによって、そういったエネルギーレベルでの「波動コミュニケーション」能力が退化していったのだろうなぁって思うんです。

だから、私たちは、文字を持たなかった時代の人を「原始人」といって、私たちの方がずーっと進化した存在だと思っていますけど、実はそうじゃなくって、「原始人」と呼ばれていた時代の人の方が、はるかに進化していて、私たちはどんどん退化していってたのではないかと・・・ そんな風に思えてきました。

で、そう思う背景には、『2013年:人類が神を見る日』の内容もあるわけで・・・。ちょっと複雑になるすぎるので、その部分は割愛しますが。

さて、ジル博士が脳梗塞になって、左脳の働きが遮られたときの話、とても興味深いですよ。

身体の境界線がなくなって、物質も物質としての境界線がなくなって、全部が溶け合って、ひとつに見えたそうです。その時、批判的な判断をする左脳は働きませんから、右脳だけの判断で、とっても平穏に包まれていたそうです。

自分の完璧さ、細胞ひとつひとつがすごい機能を持っていること、全てが一体で溶け合っていること、そういうことに気付いたそうです。

これってね、精神世界のチャネリング系の本に、よく書かれていることなんですよね。

実際に、脳研究の第一人者が、脳梗塞になって体験した・・・というのは、まさしく、彼女もこれからの時代のためにしっかりと「役割」を携えて生まれて来た方なんですね。

でね、こういう事書くと、「特別な人」とか「選ばれた人」みたいに思って、自分はなんでもない、普通の人間だし・・・なんて自分を卑下しちゃう人もいると思うんですけど、私たちみんな、等しく、尊い役割を持っているんですよ。

誰にだって、自分にしか出来ないことはあるんですよ。目の前にね(^^)

だから、自分の今いる環境、身近な人たちを大切にすることって、とっても大事

あ・・・脳の話から随分それちゃった。

まだまだ、この本の内容から思うことを紹介していきますね☆

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